- スパゲッティは、小麦粉と水などを素材に用いてこねる、細長い棒状の食材
- パスタは、小麦粉と水を素材に用いてこねる、スパゲッティやラザニアにマカロニなどの食材をまとめたよび名
- マカロニは、小麦粉と水を素材に用いてこねる、棒状に穴があるのが特徴。食材で長いものも短いものもある
スパゲッティもパスタもマカロニも、子供から大人まで大好きな食べものですね。そして、小麦粉アレルギーの対策として米粉のパスタが作られているのも魅力でしょう。
味つけの工夫だけではなく、生地自体にほうれん草やトマトにイカ墨などをまぜることでカラフルものもでてきました。また、ミッキーマウスなどのキャラクターをかたどったマカロニもでていて食卓がはなやかになりました。
パスタも、スパゲッティもマカロニもイタリア発祥の料理。手軽なのにおしゃれなことからパーティーなどのおもてなしにもピッタリですね。
スパゲッティ
スパゲッティ(spaghetti)は、紐(ひも)を意味するイタリア語。また、ロングパスタともいって長さは25㎝前後になります。太さは、一般的に1.8㎜前後で太さによってよび名が変わります。
麺の種類
フェデリーニ (fedelini)……細めの1.4~1.5㎜。
ヴェルミチェッリ (vermicelli)……やや太めになる2.08㎜~2.14㎜。
カペッリーニ (capellini)……髪の毛を名前の由来とする。丸いなかでは一番細い。
フェットゥチーネ (fettuccine) ……生地に卵をまぜた7、8㎜幅の平たいタイプ。
日本では、幕末に外国人居留地で食べられたことがはじまり。今では、日本独自のナポリタンや和風から、本場イタリアのボロネーゼやカルボナーラまで味わえます。また、サラダとして食べられるのもよいですね。
パスタ
パスタは(pasta)は、紀元前4世紀と古代からの歴史をもちます。しかし、昔はスパゲッティをゆでないで「揚げもの」や「焼きもの」にして食べていました。
生のままなら、もちもちした触感のほか手打ちなら粉の香りも楽しめます。一方、乾燥したものは保存できて食べたいときにすぐ作れる優れものですね。そもそも、乾燥したパスタはナポリで飢饉に備えた保存食でした。
パスタの分類
- 「スパゲッティ」に代表されるロングパスタ
- 「マカロニ」に代表される小さめのショートパスタ
にわけられます。
マカロニ
マカロニ(macaroni)は、少なくとも14~15世紀には小麦のねりものとしてゆでたものを食べていました。
また、1292年にマルコ・ポーロが「中国からベネチアに持ち帰った」という説があります。しかし、定説とはしていません。
マカロニの種類
- ななめの切り口をもつペンネ
- ねじれたスペルチーニ
- 貝がらの形をしたシェル
さらに25㎝ほどのロングマカロニまでいろいろな種類があるのです。
シェルは、主にラザニアにいれて使う小さなサイズ。そして、なかに詰めものができる大きなサイズもあるのです。