どちらも、今の日本人になじみのあるお茶。コンビニやスーパーでもよく見かけますが、それぞれに身体にうれしい効果もあるようです。
- 麦茶は、原料である大麦を焙煎(ばいせん)している日本のお茶
- ウーロン茶は、途中まで発酵させた中国茶の一種
※焙煎:焙じて(ほうじて)煎る(いる)こと。「焙じる」は、火であぶって水気をなくすこと。「煎る」は火で熱してこがすことを意味する。
麦茶
麦茶は、昔は「麦湯(むぎゆ)」と呼ばれており、日本で古くから親しまれてきたお茶です。
大麦のタネを煎じている麦茶は、「夏の飲みもの」というイメージが強いです。
これは、原料の大麦の収穫が初夏におこなわれ、収穫したての大麦をつかって作るお茶だからです。
微量ながらもミネラルも、ふくまれており、夏の熱中症対策にもよく飲まれています。
また、他の茶葉から出したお茶にふくまれているカフェインが、麦茶には入っていません。
だから、小さいお子さんやカフェインを控えたほうがよい人まで、幅広く楽しめるお茶となっています。
麦茶に期待できる効果
カフェインが入っておらず体を冷やしてくれる麦茶ですが、ほかにもいろいろと体によい成分が含まれています。
- 血流をよくしてくれる……ピラジンという成分の効果
- 胃にやさしい……カフェインが入っていないので、胃に刺激をあたえない上に、アラントインという成分が胃の粘膜を保護してくれる
- 抗酸化作用……p-クマル酸という成分に抗酸化作用があり、生活習慣病を予防してくれる。さらに、p-クマル酸には、発がん性物質のひとつであるペルオキシナイトライトを破壊する性質があるのでガン予防にもつながる
- 虫歯予防……ミュータンス菌という虫歯の原因菌の発生を抑制する力が麦茶にはあるので虫歯予防につながる
などです。
ウーロン茶
ウーロン茶は漢字で「烏龍茶」と書きます。一説によると、ウーロン茶の茶葉がカラスのように黒く、龍(リュウ)のようにウネウネしているから、こう名付けられたといわれています。
数百種類あるといわれている中国茶の一種で、ウーロン茶は「青茶(ちんちゃ・あおちゃ・せいちゃ)」の1種です。
中国茶の分類は茶葉(ちゃば)の色やかたち、香りなどで分類する方法などいろいろとありますが、一般的には「発酵度(はっこうど)」によって6種類に分類されます。
1.緑茶(りょくちゃ・リョウチャ)
摘み取った茶葉を加熱処理して酸化発酵しないようにした無発酵茶。
中国で消費されるお茶の7~8割が緑茶。
2.白茶(しろちゃ・パイチャ)
茶葉の若葉や芽を選んで摘み取り、少しだけ発酵させたもの。
発酵度非常に浅い段階で自然乾燥させたお茶。白茶は高級品が多い。
3.黄茶(きちゃ・ファンチャ)
摘んだ茶葉の芽をゆっくりと加熱処理をおこない酵素で酸化発酵をおこなったお茶。
年間の製造量が少なく貴重品。
4.青茶(あおちゃ・チンチャ)
茶葉をある程度発酵させてから加熱処理したお茶。
発酵度は20~80%と幅が広いため、発酵度の違いにより味も種類により違いが大きい。
5.紅茶(こうちゃ・ホンチャ)
茶葉を乾燥させてから、徹底的に揉みこむことで酸化発酵を最後までおこなったお茶。
イギリスの紅茶文化をうけて、中国で独自に発展したお茶。
6.黒茶(くろちゃ・ヘイチャ)
加熱処理した茶葉に微生物をうえつけて発酵させたお茶。
長期保存が可能で年代物には価値がつけられヴィンテージワインのように楽しまれている。日本でも有名なプーアル茶はこの種類に分類されるお茶。
ウーロン茶に期待できる効果
ウーロン茶には、ウーロン茶ポリフェノールという成分がふくまれています。
このウーロン茶ポリフェノールがいろいろな効果をもたらしてくれます。
- 抗酸化作用……老化や生活習慣棒の予防に役立つ
- 脂肪の吸収をおさえる……ウーロン茶ポリフェノールは脂肪を分解吸収するリパーゼの働きを阻害してくれるので、脂質を排出してくれる能力が高くダイエット効果が高い
- 歯周病予防……ウーロン茶にはカフェインがふくまれており、温かいカフェイン飲料には口の中の細菌を減らす効果があります。※冷たいカフェイン飲料では効果が期待できない
以上のような効果があります。
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