DVDとブルーレイの違いは、記憶容量の違いが特徴です。
- DVDは映画や音声情報を大量に記録できる光ディスク
- ブルーレイはDVDと同サイズながら、記憶容量がDVDの約5倍
DVDとは
DVDはデジタル化したデータの記録媒体である、光ディスクの総称。
映画やゲーム、パソコンOSやアプリケーションのインストール用として、よく使われているディスクがDVDです。
DVDは4.7GB(片面1層の記録)記録することができ、CDと同じ直径12センチながら、CDに比べ約7倍の記憶容量があるのが大きな特徴。
CDに比べデータの記録密度が高いため、デジタルカメラの高画質写真や、デジタルビデオカメラで撮影したムービーの長時間記録が可能です。
ちなみに「DVD」とは、Digital Versatile Disc (デジタル・バーサタイル・ディスク)の略称。
DVDの代表的な種類
- DVD-ROM………読み出しのみ可能
- DVD-R……1回のみ書き込みができ、低価格のため配布用メディアに適している
- DVD-RW……約1,000回の書き換え、記録したデータの削除が可能
- DVD-RAM……約10万回の書き換えが可能でバックアップに適している
出典:SONY
ブルーレイとは
ブルーレイはデータの記憶容量がDVDの約5倍、CDの約36倍のデータ容量。
ブルーレイはDVDの次世代規格として開発され、青紫のレーザーでデータを読み取ることから、ブルーレイディスクまたは「BD」(ビーディ)と呼ばれています。
ちなみにブルーレイの正しい表記は、「Blue-ray」ではなく「Blu-ray」。理由は「Blue-ray」だと英語圏では、青色光で読み取るディスクという意味の一般名詞と解釈され、商標登録が認められない可能性があったため「Blu-ray」になりました。
ちなみに、ブルーレイディスクは、Blu-ray対応機器でなければ再生することができません。
ブルーレイは直径12センチで、CDやDVDと同じサイズながら大容量を実現し、高画質であるハイビジョンを丸ごと記憶することが可能。
ブルーレイは大容量のデータ保存が可能なため、パソコンのデータバックアップに適しています。
データの転送速度は、(1倍速でのデータ転送量)CDが1.2Mbps、DVDが11.1Mbpsのところ、ブルーレイは36MbpsとCDやDVDに比べブルーレイの転送速度がもっとも速くなっているのも大きな特徴のひとつ。
出典:TDK
ブルーレイの代表的な種類
- BD-R……1回のみ記録が可能
- BD-RE……何度も上書きが可能(1,000~1万回ほど)で、データの削除もできる