- ソーセージは、味付けしたひき肉を動物の腸につめたものの総称
- ウインナーは、「ウインナーソーセージ」を略したもの
日本ではウインナーソーセージ以外にもいろいろな種類のソーセージが製造販売されています。その種類はたくさんあります。
ソーセージ
主に牛や豚のひき肉を塩や香辛料の調味料で味付けをして、腸につめた食品の総称。つめる腸の動物の種類や太さで、いろいろな呼び名があります。(日本での分類)
一般的には湯煮(ゆに)や燻煙(くんえん)などの燻製処理をして長期間保存できるようにした保存食です。
ソーセージの本場であるドイツでは、生ひき肉をつめたままのものをパンに塗って食べる種類のソーセージもあります。
ドイツ語でソーセージはヴルストと呼びます。
ウインナー
オーストラリア発祥のソーセージで、「ウインナーソーセージ」を略したものです。
豚と牛の肉を塩漬けにして、ケージングにつめたもので、燻製やボイルしたものをいいます。
※ケージング……ソーセージの表皮部分で、主に動物の腸を使うが人工のものも多数あり、コラーゲン、セルロース製のものがある。
ソーセージの種類
最近は人工のケージングにつめている商品も多くあります。
日本では農林規格(JAS)で、腸の種類による呼び名の違いに加えて、人工のケージングの太さによって呼び名が変わります。
JASの規定での分類は
ウインナーソーセージ
羊の腸にひき肉をつめたもの。20mm以下の太さのソーセージをいいます。
フランクフルトソーセージ
豚の腸にひき肉をつめたもの。20mmから35mmの太さのものをいいます。
ボロニアソーセージ
北イタリアのロマーニャ州の州都、ボローニャが原産のソーセージ。正式名称はイタリア語で「モルタデッラ」といいます。牛の腸にひき肉をつめたもの。36mm以上の太さのものをいいます。
太さ以外で区分されているものもあります。
チョリソーソーセージ
スペインが本場のソーセージ。もともとは、ひき肉ではなく、刻んだ豚肉をつめたものをチョリソーと呼んでいました。日本に入ってきたときには、メキシコ経由で辛いソーセージがチョリソーとして入ってきました。
ドライソーセージ
サラミやカルパスのことです。ソーセージの水分量が35%以下だとサラミ、55%以下だとカルパスと呼びます。
魚肉ソーセージ
日本オリジナルのソーセージです。スケトウダラのすり身に豚脂や調味料、香辛料を練り合わせたものをいいます。
歴史も古く、大正時代には、存在していました。
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出典