- グラウンドゴルフはルールも簡単で、何人でもできるスポーツ
- ゲートボールは5人1組の2チーム対抗でおこなわれるスポーツ
どちらも日本で生まれ、子供から高齢者まで楽しめるスポーツとして親しまれています。
高齢者のスポーツという印象が強いかもしれませんが、若い人でももちろん楽しめますよ。
グラウンドゴルフ
昭和57年に鳥取県の泊村で、高齢者の健康づくりを目的に教育委員会が中心となって考案されました。
コースや時間、プレーヤーの人数などに制限がなく、ひとりでもどこででも自由に楽しめるのが魅力のスポーツです。
高度な技術を必要とせず、初心者や子供、高齢者など誰でも楽しめます。
グラウンドゴルフの主なルール
- ボールを専用のクラブで打ち、ホールポストにホールインするまでの打数を数える
- クラブのヘッドで正しくボールを打ち、押し出したりすると1打追加
- 打ったボールが紛失したり、コース外に出たりした時は1打追加
- 1打でホールインした場合は、合計打数から3打差し引く
- 審判は自分でおこない、判定が難しい場合は同伴プレーヤーに同意を求める
ゲートボール
昭和22年に北海道の芽室町で、鈴木栄治さんが「クロッケー」をヒントに子供たちが気軽に楽しむための遊びとして考案しました。高齢者のスポーツとして全国に普及し、現在では海外でも楽しまれるスポーツになっています。
単にゲート通過を競うのではなく、「タッチ」「スパーク」などを組み合わせチームで協力しながらおこなう戦略型のスポーツです。
年齢、性別、人種、身体的な状況などに関係なく誰でも一緒に楽しめます。
ゲートボールの主なルール
- 1チーム5人、2チーム対抗のゲームで時間は30分
- 赤が奇数(1,3,5,7,9)で先攻、白が偶数(2,4,6,8,10)で後攻
- 1番から順に打順と同じ番号のボールを打っていく
- 1ゲート、2ゲート、3ゲートを順番に決まった方向から通過し、最後にゴールポールにボールが当たればあがり
- 第1ゲートは1打で通過しないと次の打順にスタートエリアからやり直し
- 他のボールに当たると「タッチ」で、当てたボールを「スパーク」で飛ばすことができる
- ボールがライン外に出るとアウトボールになり、次の打順ではゲート通過やタッチはできない
- ゲート通過各1点、あがり2点で、試合終了後に総得点の多いチームが勝ち
出典