- ボタニカルは「植物の」「植物から作られた」という意味。
- オーガニックは「有機の」という意味。農薬や化学肥料を使わない農産物や加工品。
最近、シャンプーや化粧品などでよく「ボタニカル」という言葉を聞きますよね。
ボタニカルシャンプーと言えば「植物由来成分を使ったシャンプー」ということになります。オーガニックシャンプーは植物由来の中でも有機栽培されたものを使用したシャンプーです。
どちらも植物からできているということに変わりはありません。
ボタニカル(botanical)
2014年~2015年頃から、ボタニカルファッションの流行やボタニカルのヘアケアシリーズの人気などにより、ボタニカルへの関心が高まっています。
「植物の」という意味の「ボタニカル」は健康や癒しのイメージも強いですね。
さまざまなボタニカル
- ボタニカルライフ:観葉植物をかざるなど、生活の中に植物を取り入れること。
- ボタニカル柄:花柄やリーフ柄など植物の柄。ファッションやネイルなどに使われる。
- ボタニカルガーデン:植物園
- ボタニカルアート:精密な植物画
オーガニック(organic)
世界各国には300を超えるオーガニック認定機関があり、その認定機関が定める基準をみたしたものだけがオーガニックという表示が認められています。
認定機関により基準は異なりますが、「3年以上農薬や化学肥料を使用しない土壌で栽培された農産物」などの一定基準があります。
日本では、1992年に有機農産物の表示に関するガイドラインができましたが、強制力はないものでした。
2000年に有機農産物やその加工品に関する日本農林規格(有機JAS規格)ができ、第三者の認証機関に認証された農産物だけが表示できるようになりました。
2005年には、有機畜産物と有機飼料に関する有機JAS規格も加えられています。
化粧品などに関しては統一した規格がなく、オーガニック認証を受けた成分が入っていればオーガニック表示が可能になっています。
「オーガニック」は安心、安全で環境にもやさしいですね。
さまざまなオーガニック
- オーガニック食品:有機飼料で生産された畜産物や有機農畜産物から無添加で加工された食品など。
- オーガニックコスメ:オーガニック認証を受けた成分を使っている化粧品。
- オーガニックコットン:有機栽培された綿花から作られた製品。
出典