CDは光デジタルの情報を記録するための媒体。音楽やデータ情報を情報収録する光ディスクの一種。
DVDの形状や記録方法、読み取り方式はCDと同じ。だけど、情報量はCDよりはるかに大きい。上位規格にブルーレイディスク、下位規格にCD(compact Disc)がある。
CDとは
レコードに替わり、音楽を記録するために開発した光ディスクで、主にコンピューターのデータ用CDはCD-ROMと呼びます。
コンパクトディスクの仕様・規格は多岐に分類され、用途別にCDの呼びかたがわかれています。
用途別CDの呼びかた・種類について
- CD-DA……音楽用CD
- ビデオCD、CD-ROM……動画・音声用
- CD-R、CD-RW……記録型CD
- SACD(スーパーオーディオCD)……高音質で記録された音楽用CD
音楽の最大収録時間は74分とされていますが、開発にあたったフィリップス側の60分の主張と、ソニー側の「ベートーヴェンの第九」が収まる74分で意見がわかれていました。
そして、ソニー側の担当が親交のあった指揮者のカラヤンに相談したところ、「ベートーヴェンの第九が1枚に収まったほうがいい」との意見が反映された。
DVDとは
主にデジタルビデオ映像を記録するため、CDの記憶容量を超えるメディアとして開発されました。
その背景にはハリウッド映画業界から、「高画質・高音質でCDを超える収録時間」が求められていたためで。
用途別DVDの呼びかた、種類について
DVD-R……一度だけ録画、録音を行うことができます。一度記録した情報は消すことも変更することもできない。
ただし、ファイナライズをおこなっていなければ追記もできる。
DVD-R DL……DLとはDualLayer(デュアルレイヤー)の略で、両面に記録層を持ち、一般的なDVD(片面1層)の2倍のデータを記録することができます。
DVDプレイヤーで再生する場合はファイナライズする必要がある。
DVD-RW……約1,000回のデータの書き込みや、書き換えが可能なDVD。
記録したデータを削除することも可能。DVDプレイヤーで再生する場合はファイナライズする必要がある。
DVD+R……一回のみ録画(記録)が可能。記録した情報は変更したり削除はできない。
DVD+ R DL……DLとはDualLayer(デュアルレイヤー)の略。
先ほどお伝えしたDVD+Rとほとんど同じ記録方法。一度だけなら情報を書き込むことができて、DVD再生機で再生可能です。
DVD+RW……記録した情報を書き換え可能。1,000回以上の記録の書き込み・削除可能。記録したデータを書き換えることができ、1,000回以上データを書き込み、削除することができます。
DVDプレイヤーでも再生可能ですが、再生できない機器もあります。
DVD-RAM……約10万回もの情報の書き換えができます。しかし、DVD-RAM対応の機器でのみ再生や録画ができる。
出典:ソニー