ものさしと定規の違いは?使いかたの違いが1番大きい!

ものさし 物差し 定規
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  • ものさしは物の長さを測る道具
  • 定規は直線や曲線、角を描くための道具

ものさしと定規は使いかたに違いがあり、「ものさし」は物の長さを測る、「定規」は線を引くための道具です。

ものさしとは

ものさし 物差し

「ものさし」は物を測る道具で、漢字で書くと「物差し」。

「ものさし」は、人類が最初に使いはじめた計器(測定する機器)といわれています。

端から目盛りが付いている点が、「ものさし」の大きな特徴。

形は直線やテープ状(例:メジャー)があり、素材は一般的に金属や木、プラスチックが使われています。

竹の素材で作られている「ものさし」、「竹尺(たけじゃく)」は、裁縫道具として使ったことがあるかたが多いかもしれませんね。

関西圏では方言で、ものさしのことを「さし」と呼びます。

ただ長さを測るだけではない、ユニークな「ものさし」も登場していますよ。

京都大学から発売されたオリジナルグッズ「素数ものさし」は、「2・3・5・7・11・13・17」といった風に、目盛りの数字が素数だけという遊び心満載の商品。ものさし 素数ものさし 物差し

「素数にしか目盛のないものさし」。不便益システム研究所が2012京都大学サマーデザインスクールでクラスの一つを担当し、そこでクラスの皆さんから出たアイデアを、商品化してもらったものです。

出典:京都大学生活協同組合

また山本賢一朗さんが静岡大学とともに教材化した「分数ものさし」は、分数を楽しみながら理解できるよう作られており、ネットを中心に話題となりました。

ものさし 物差し 分数ものさし

この「分数ものさし」を考えついたのは、なんと、当時小学5年生だった山本賢一朗くん。
賢一朗くんは、苦手を感じていた分数の計算をより理解しようと、父・裕一朗さんとその方法を模索してしました。その時“ものさしで分数をはかる”という発想に至ったそうです。

出典:PR TIMES

ちなみに「ものさし」という言葉は、「物事をはかる基準、価値観」という意味で使われることがあります。例:「自分のものさしで人を判断してはいけない。」など。

ものさしの代表的な種類

  • 竹製ものさし……竹尺(たけしゃく、たけじゃく)と呼ばれ、裁縫で使われる
  • ステンレス製ものさし……温度変化に強く伸縮が少ないため、正確に測ることが可能
  • メジャー……目盛りが付いた帯で長さを測定する道具。巻き尺とも呼ばれる

出典:有限会社タピロ

無印良品

 

定規とは

定規 物差し ものさし さし

定規(定木とも書く)は直線や曲線、角を描くための道具です。

定規はギリシャ時代から使われていた記録があるほど、歴史が古い道具。

筆記用具を定規にあて直線や曲線を引く、また定規にカッターをあて紙を切るときに使います。

端より内側に間隔をあけた所に、数字の0(ゼロ)が付いていることが定規の特徴。

基本的に直線や曲線、作図に使うことが目的なので、目盛りが付いていなくても定規と呼ばれます。

「三角定規」や「雲形定規」など、種類が豊富な点も定規の特徴のひとつです。小学生の授業で使われる「三角定規」は、一度使ったことがあるというかたも多いのではないでしょうか?

定規の形は直線や三角形(三角定規)、半円形(分度器)など。

素材は合成樹脂、アルミニウムやステンレスが多く、一般的に定規にカッターをあてて使ったとき、傷がつきにくい素材が採用されています。

出典:Wikipedia

定規の代表的な種類

  • 三角定規……一般的には2個1組で販売されていることが多く、直角二等辺三角形と正三角形がセットになっている。
  • 雲形定規……曲線を作図でき、雲の形をしている点が特徴的。
  • 分度器……三角定規と同様小学校の授業で使われる。全円と半円タイプがあるが、一般的には半円形が多い。
違い
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ライター紹介
okada mariko

料理と音楽と本、そしてネットを愛するママライター。Apple Musicで見つけた好きな曲を流しつつ、日当たりの良いテーブルでPC作業している時間が大好き。「ナニが違う?この差はナニ?」という疑問がスッキリ解決するような、わかりやすい記事作りを目指しています。どうぞよろしくお願いします。

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