トカゲとヤモリ、イモリの違いは？トカゲとヤモリはは虫類、イモリは両生類

トカゲとヤモリは、は虫類。イモリは両生類です。また、それぞれ活動場所が異なっています。

トカゲとは

日本では、北海道・沖縄・離島を除く日本各地に広く分布している「ニホントカゲ」が一般的です。

ニホントカゲは昼間に地上で活動します。

分類学的には、「は虫綱有鱗目トカゲ亜目スキンク科」(はちゅうこうゆうりんもくトカゲあもく)に属しています。

分類学的に「トカゲ」いうと、は虫綱有鱗目トカゲ亜目全般をさします。

この場合、次のヤモリもトカゲに含まれることになります。

日本では、「ニホンヤモリ」が一般的です。

ニホンヤモリは夜間に樹上や建造物の壁面などで活動します。分類学的にはは虫綱有鱗目トカゲ亜目ヤモリ科に属しています。

ヤモリは漢字で書くと「家守（家を守る）」と書きます。

家屋の壁面で活動しているのはヤモリと覚えるとわかりやすいです。

日本では「アカハライモリ」が一般的です。

アカハライモリは川の淀みや池など、流れのない水辺に生息しています。

分類学的には、「両生鋼有尾目イモリ亜目イモリ科」(りょうせいこうゆうびもくイモリあもく)に属しています。

ちなみに、両生鋼無尾目はカエルをさします。

イモリは漢字で書くと「井守（井戸あるいは田んぼを守る）」と書きます。

井戸や田んぼなどの水辺に生息しているのはイモリと覚えるとわかりやすいです。

出典