- 瞑想とは神に祈ったり、心を静めて自分の心と向き合ったりすること
- ヨガとはポーズや呼吸法、瞑想により心身のバランスを整える健康法
本来は瞑想もヨガも古代インドで発祥し、宗教の修行でおこなわれていたものでした。瞑想=ヨガと言っても過言ではないくらい、ヨガに瞑想は不可欠なものなのです。
現在では、さまざまなポーズをおこなう健康法としてのヨガが一般的に広まっていますね。
瞑想
瞑想は紀元前のインドで発祥し、ヒンドゥー教や仏教などさまざまな宗教で実践されてきました。心身の静寂を取り戻したり、神と一体になる体験をしたり、悟りを得たりする目的で幅広く使われています。
近年では、「今、ここ」に意識を集中させるマインドフルネス瞑想がGoogleやFacebookなどの有名企業でも取り入れられており、瞑想が注目されていますね。
瞑想の方法には以下のようなものがあります。
- 神などの神聖な存在をイメージする
- 呼吸に意識を向ける
- マントラや念仏を唱える
- ろうそくの明かりを見つめる
- 文字や図形に集中する
瞑想の効果
瞑想の効果には以下のようなものがあります。
- 感情のコントロール
- 集中力の向上
- ストレスの軽減
- 自分を客観的に見つめ直す
瞑想には、めまいや現実からの疎外感、不安、離人感などの弊害が見られることがあり、注意が必要です。マインドフルネスは危険な副作用を持つ可能性は低いとされ、うつの再発防止など心理療法としても普及しています。
ヨガ(ヨーガ)
ヨガも古代インドが発祥でバラモン教やヒンドゥー教など宗教の修行法としておこなわれていました。仏教に取り入れられたヨガが中国・日本に伝えられ座禅となったのです。
ヨガとは「結びつける」という意味です。感覚を通じて暴れる心をコントロールするのが本来の目的でした。その具体的な方法が瞑想であり、一点に集中し瞑想することで感覚を制御することがヨガなのです。
近年では、身体的なポーズを中心としたエクササイズとしてのヨガが一般的になっていますが、元々のポーズは瞑想するときの座りかたからきたものでした。
ポーズと呼吸法を発展させたハタヨガが現代のヨガのルーツとなっています。
ヨガの効果
ヨガの効果には以下のようなものがあります。
- 身体のゆがみや姿勢を整える
- 柔軟性や体力の向上
- ストレスの軽減
- 自律神経を整える
- 病気の予防や症状の改善
※持病のあるかたは悪化させる恐れもありますので、主治医に相談してからおこないましょう。
出典