- 化粧水は乾燥などで失われたお肌の水分を補給する役割
- 乳液はお肌を油分でおおうことで、水分が蒸発するのを防ぐ
どちらもお肌のケアに欠かせないものです。
最近では女性だけではなく男性でも化粧水と乳液は洗顔後に顔にぬっているかたも多くいます。
洗顔後にお肌にぬるときに、その順番も重要になってきます。
化粧水
日本人女性は世界的にみても化粧水の使用率が高いです。
それは欧米人にくらべ、日本人は角質層が薄いといわれていることが原因。
日本人のお肌は水分が蒸発しやすく、そのため化粧水を使用して失われたお肌の水分を補給してスキンケアをおこないます。
欧米では日本のように洗顔後のスキンケアのために化粧水を使うことは少なく、海外のブランドでは日本向けに化粧水のラインナップを発売しているところもあります。
化粧水の成分はそのほとんどが「精製水」です。
※精製水……いろいろな手法で濃度をあげた水。比較的純粋な水のこと。
化粧水のじつに80~90%が精製水で、残りは「防腐剤」「保湿成分」「有効成分」でできています。
最近では、高機能な化粧水も発売されており、保湿効果の高い商品も続々登場しています。
しかし、化粧水の基本的な役割は、乾燥したお肌に水分を補給することです。
そんな化粧水にはいくつも種類があります。
あなたの肌質や目的にあわせて化粧水を使いわけていく必要があります。
化粧水の代表的な種類
- 導入化粧水:水分補給の化粧水の前に使う「化粧水の浸透」をよくする化粧水。
- 保湿化粧水:保湿成分がお肌の各層に水分を与え、肌を整える効果がある化粧水。
- 美白化粧水:保湿化粧水に美白成分が配合されている化粧水。シミのケア、メラニンの肌への吸着を防ぐ効果などがあり、美白を目的とした化粧水。
- ニキビ用化粧水:抗炎症作用のある成分が配合されているニキビケアができる化粧水。
- 収斂化粧水(しゅうれんけしょうすい):皮脂の分泌をコントロールして毛穴やお肌を引き締める効果のある成分が配合された化粧水。
- ふき取り化粧水:肌の汚れや古い角質を取り除く効果がある化粧水です。コットンなどに化粧水を含ませてお肌をふき取るように使います。
乳液
乳液の役割は、お肌に油でマクをはることで、水分の蒸発を防ぎお肌の中に水分を閉じ込めることです。
成分のほとんどが水分である化粧水とくらべて、乳液は成分の20%〜30%が油分です。
お肌のうるおいを保ちながら、ふたをして乾燥を防ぐ重要な役割を持っており、スキンケアには欠かせないアイテムです。
そんな乳液の役割としては、
- お肌にうるおいを与える
- 化粧水や美容液の成分をお肌に閉じ込める
- 乾燥を防ぐ
の3つになります。
乳液の代表的な種類
- 保湿乳液:一般的な乳液。うるおいを与え、乾燥を防ぐ。
- UV乳液:保湿に加えて美白効果がある乳液。シミやくすみ予防に効果的な乳液です。
- ティント乳液:保湿効果に加えて、化粧下地まで完了できるタイプの乳液。中には紫外線カットまでできるものもあります。
スキンケアの方法としては洗顔後に先にでてきた化粧水を使ってお肌に水分を補給して、次に乳液を使ってお肌の水分が蒸発するのを防いで保湿するということです。
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出典